2011年03月04日

ペレットはがき商品券

今回は、活動しているNPO関係からのご紹介です。
ここ最近は、仕事の都合もありなかなか参加できていないのですが、
以前皮むき間伐のツアーなどを主催している天然住宅バンクの方で
購入ができる「ペレットはがき商品券」です。
商品券はペレットを使う方であれば、誰でも利用ができます。
(天然住宅や天然住宅バンクの詳しい情報についてはHPなどをご覧下さい。http://tennen.org/

ペレットとは、ペレットストーブに使われる燃料のことで、
使われないで問題となっている端材や木の皮などを砕いて乾燥させ、
圧縮して固めたものです。ペレットストーブは熱効率も高く家計にも優しいことが
わかってきたため、日本の森林資源の循環サイクルを成立させるうえでも注目されている
暖房器具といえます。もしペレットストーブなどを検討されている方や
実際に使っている方がいましたら、天然住宅バンクの紹介文を下記に
添付いたしますので参考にしてみてください。



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ペレットはがき商品券をお分けします

 ペレットストーブは暖かいし、環境的にもお勧めです。
でもこの寒い時期になると、かさばるペレットは買いに行くのも大変ですし、置き場の部屋の確保も大変です。
そこで便利なのが、あらかじめ届ける時期を決めるはがきを購入し、
はがきを投函するだけで20キロ袋のペレットが届く仕組みです! 
送ってくれるのは当社の木材のほとんどを生産してくれている栗駒木材です。
育林の時点から化学物質を排除し、オーガニックな住宅を実現しています。
その木材の端材で作ったペレットですから化学物質の心配も一切ありません。
このはがきを作ったのには理由があります。努力してくれている栗駒木材さんを支えるのに、
あらかじめはがき購入時点で資金が栗駒木材に届けば、冬に生産するペレット量を予定できますし、
製造機費用の回収も早くできます。自腹を切ってまで栗駒地域の森を保全しようとしてくれている
栗駒木材さんの努力に、私たち消費者も応えていきたい。その思いからこのはがき商品券を作りました。
さいかい産業のペレットストーブは燃焼効率が高いので、灯油が70円/リットル以上なら、
ペレットの方が燃費が安くなります。今年の北海道では冬の始まり時点で75円、今や85円を超えています。
もちろんストーブそのものは石油ストーブと比較にならない価格ですが、それでも趣味の品ではない時代に入ろうとしています。
ペレットが各地で生産できるようになると、日本は森の国ですから石油やガスの輸入が減り、寒い地域ではエネルギー自給率が
今の7%から50%を超えるところまで進みます。
毎年輸入する24兆円の石油ガスを、半分自給することも可能になります。
その資金はもちろん国内地域の景気を活性化させることになります。
森を守る「ペレットはがき商品券」にご協力ください。
はがきは2シーズン使えますから、今年使いきれなくても大丈夫です!

注意
このはがきは配達先と時期を特定するもので、購入の証明ではありません。このはがきは他の方に譲ることも可能です。
どうぞ地域通貨のようにご利用ください。

ペレットはがき商品券は1枚1300円(20s)で販売しています。
購入・お問合せは、天然住宅バンクまでご連絡ください。
メール:info@tennenbank.org
電話番号:03-5726-4226
FAX:03-3725-5652


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2010年12月21日

木造住宅業界の課題と国産材の活用

早いもので今年もあと少し‥今月に入り子供が今までにないほどの
高熱が続いたり自分も風邪をひいたりしていました。
そんなせいかこの時期の流れが余計に早く感じます。
実はかみさんが、現在第2児を妊娠中。
そんなかみさんにうつらなかったのはなんとも幸いでした。
風邪などをひかないような体調を維持しなくてはと身を引き締めている今日このごろです。

そんな中、先日今回で第2回目のJST研究開発フォーラムへ参加してきました。
住宅業界には、金融/流通のしくみや健康や安全性能面などの技術的なことやデザインのことまで
まだまだ様々な課題がありますが、今回の主な論点は、日本の林業再生でした。
早稲田大学の構内で公開されたもので、田中優さんをはじめ
林産地や木材研究の専門家など参加者もそうそうたる方々。

ご存知のとうり、今の日本の住宅業界(主に木造住宅)は、
林産地である山側と建設や発注者側とがつながっているようで、実は縦割りに分断されている状況だといえます。
住宅の購入者が木材に対して支払う対価は、安い輸入材が多く流通し山側や素材の生産者へはまわらず
赤字を負担しているのが現状です。私も林産地を見学したり何度かお話を聞く機会がありましたが、
一般のユーザーが思っている以上に、日本の林業はほぼ全国的に衰退していて、
このままではせっかくの優れた資源も使われずに廃棄されてしまうと言っていいかもしれません。
住宅に使う材料は、ほとんどが人工林と言って人が手入れをしてはじめて維持できるもの。
放置しておけば、山が荒廃するだけでなく使えない/売れない材になってしまいます。
日本の山を守るためにも、国産材を使った方がいいというのにはそのような背景があります。

フォーラムでは、輸入木材が安く流通している根本的な原因は関税などのかからない仕組みになっているからで、国際的に国家間での炭素税のようなものを新たにかけていくことも必要なのではないか‥とも言われていました。
そもそもエネルギー消費が圧倒的に大きい輸入材こそ、カウントされるべきものなので同感でした。
また、林産地から建設まで横に連結した一体的な仕組みも示し、微力ながら私も支援させていただいて
いる天然住宅のシステムが紹介されました。そしてさらに林業の生産性の向上や高付加価値化に
向けての現状での取り組みや課題についても議論していました。
これらの林業での問題などは、日本の農業や漁業にも同じようなことが言えるのかもしれません。
国側の政策を待つよりも、このようなNPOなどの活動から連携して仕組みを変えていくことも
一つの方法ではないかと改めて感じました。
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2010年11月22日

カフェ SWEET

先日、散歩コースの野川近くにある素敵なお店に行ってきました。
立地としてはとてもわかりにくいのかもしれませんが、
むしろそれをうまく生かしながら住宅街にひっそりとたたずんでいました。
こじんまりとして落ち着いた時間を過ごすことができます。
特にオーナー手作りのケーキはお薦めです!

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2010年06月10日

ギャラリー間

先週末ギャラリー間で竹原義二 展/素の建築をみてきました。
http://www.toto.co.jp/gallerma/

建築やデザインを勉強してきた人たちにとっては、
お馴染みのギャラリーだと思います。
その日も多くの学生が熱心に見ていました。
仕事の合間だったのでゆっくりはできなかったのですが、見ごたえがありました。

展示をする作家により、ギャラリーの空間を大胆にインスタレーションされるので、
毎回全くちがった会場の雰囲気を味わえるのが新鮮です。
今回は、陰影に富んだ独特の素材感や今となっては貴重な手の痕跡
を体感することができます。

入場無料なのもありがたいです。
もちろん建築に関わっていない人にもオススメです。
空間の雰囲気を味わうだけでも楽しいと思います。
今回の展示は来週19日までです。

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2010年05月04日

皮むき間伐体験 in 富士宮

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先月4月17日、18日と皮むき間伐のイベントへ参加してきました。
ここには書ききれない程に大変充実した内容でした。
南部町の方々をはじめ、森の蘇り(http://mori-no-yomigaeri.org/)、
Wonderful World 植林 Festival(http://www.wonderful-world-syokurin.org/wecan/ )、
天然住宅(http://www.tennen.org/)の協賛で実現しました。
今回だけで全国から総勢200名程集まったと言われています。
私は東京より、貸切のバスで参加しました。
バスの中は今まで聞いたことのあるそうそうたる方々がたくさんいて、
期待の詰まったムードが漂っていました。

一日目は、皮むき体験。夜はトークショーの他、“おかん”のライブも楽しみました。二日目は、皮むきをして2年経過した木の伐採体験。

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イベントのスタート時に、森の蘇りの代表である大西さんより森の現状や
間伐方法について丁寧な説明をいただきました。

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森には当然危険な動物もいるため、現地の方より
マムシ対策や山ヒル対策も教えていただきました。

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日本の木材需給は輸入材に頼っているのが現実です。
日本は海外の多くの原生林を伐りつくしていて、
アマゾンでは原生林の伐採により多くの光が差し込むことで土が硬くなり、
ツンドラ地帯では永久凍土が溶け始めていると言われています。
当然ながら、輸入材に頼ることは二酸化炭素の排出量にも
大きな影響があります。

一方で日本の国土は、70%が森林という世界でもめずらしいほど
豊かな環境を蓄えています。
そのうちの70%が杉や檜の人工林と言われています。
つまり、国土の約半分が人工林なんです。
戦後、原生林をどんどん杉や檜に植え替えていった結果とはいえ、
人工林である限り、常に手入れは必要です。
しかし、安い輸入材に押されて山側にはお金がまわらず
森は放置されているのが今の山の現状です。
放置された森には、光が入らず真っ暗で人間も踏み込めないほどです。
下草のなくなり多用な動植物が生息できなくなるばかりか、討伐の危険や表土が流れて土砂災害が発生するなど私達の生活にも大きな影響を及ぼすと共に、
建築材料はもちろんのこと、もはや日本の大きな財産である森の恵みを生かせるか‥
まさに瀬戸際だと言われているのです。

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そこで、その解決策になりうる一歩が今回の皮むき間伐です。

皮むき間伐は通常の間伐とは異なり、木の皮をむき1年以上かけて
じっくり立ち枯れさせ、自然乾燥した時点で伐採します。
皮むきは時期を選べば、子供や女性でも驚くほど簡単にできることがわかりました。

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むしろやりだすと楽しくて夢中になってしまいます。
国の政策を待つよりも、自分達で楽しくやっていくことのできる方法の一つだと思います。
今後、教育の現場などにも応用できるのではないでしょうか‥

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また、枯れて枝や葉が落ちていくことにより、森には日が差し込み
通常の間伐以上の効果を発揮します。写真は、皮むき後2年経過した状態です。

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大きな効果としては、皮をむいてから1、2年程そのまま放置することにより、
木の含水率が30%程まで下がってしまうので、重量が通常の三分の一以下になります。
それは皮むきにより、皮の内側で水分や養分を吸い上げていた機能が止まり
徐々に木は枯れていき、水分がゆっくり抜けていくためです。

その他にも、立木のまま放置することができるため、通常乾燥するための
保管場所や手間が少なくなり、山側にとっても大幅にコストが削減できる
メリットがあると言われています。また、皮をむくことにより虫がつかなくなり、
商品として使える部分が増えたり、木材の材質もより高まると言われています。
価格を抑えながら家具・建具・おもちゃ‥などへ活用できるなど、
皮むき間伐にはまだまだ大きな効果がありそうです。
本当に大きな希望を感じることができました。
皮むき間伐は、日本の森の救世主になりうる手法の一つではないかと感じました。


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皮むき状態をまじまじ眺めていたら、森の存在感、生命力、恐れ多くも美しさを
実感せずにはいられませんでした‥
やってみたい!という方がいましたら、上記のHPも含めてお気軽にお問い合わせ下さい。
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2010年03月27日

NPOバンクミーティング

ほぼ毎回参加している天然住宅のバンクミーティング。
山を身近に人の手に取り戻し、社会資産になる生活の場を提供し、
最終的には、お金だけには頼らなくても生活できるしくみをみんなで具体的化しています。
NPOなので、誰でも参加できます。
他にも、毎回ワクワクするような内容を共有することができます。
その中でも今回は、刺激的な内容でした。
代表の一人である田中優さんや理事の方々の意見は、
本当に素晴らしく、私は感心するばかり。

まだまだついていくのがやっとという感じではありますが、
楽しいので続けていこうと思います。
私も本質を追いかけて、徐々にでも発信していきたいと思います。
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2010年03月24日

ジョンルーリー

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先日の連休に久しぶりに家族で出掛けることができました。
外苑前あたりの散歩程度でしたが、ワタリウム美術館で開催中の
ジョンルーリー展にも行ってきました。

ワタリウム美術館は、建物だけでなくミュージアムショップも
充実しているので比較的よく行く美術館の一つです。
http://www.watarium.co.jp/

ルーリーについては、ほとんど何も知らずに行ってきたの
ですが、のんびりといい時間を過ごせました。
子供にはかみさんが抱っこして見せていて思いのほかとても静かに眺めていました‥が最後は眠ってしまいました。

音楽・俳優活動の中、闘病のすえたどりついた絵の世界。
混沌とはしていても、その時に感じているものをパッ!
と純粋に表現されたような絵でした。そのためか押し付けがましくもなく、素直で自由なパワーを感じました。

ルーリーの存在感を示したというジムジャームッシュ監督の
映画もいつか見てみたいと思います。



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2010年03月13日

セシルバルモンド

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久しぶりに、仕事の合間をみてギャラリーへ行ってきました。
鑑賞したのは、初台のオペラシティーで公開中の構造デザイナーセシルバルモンドの展覧会です。
構造家のイメージを抱いていたのですが、自らデザイングループを運営している一方で、様々な建築家・エンジニア・アーティストとコラボレートしながら、世界中の建築をデザインしているといえます。

幾何学的な形や自然現象など、物事の構造的な仕組みから、
建築の構造を生み出していこうとする姿勢が感じられる内容でした。
展示のスタートは、垂れ幕が幾何学的につながっている空間を迷路のように道順がわからない中を進んでいく構成になっていて、自然とバルモンドの世界に引き込まれます。

一般的には、解説や表現内容が少しわかりにくいかもしれないのと、展示の密度としても少し物足ない感じもしましたが、シンプルな概念と構造で実際につくりだされている作品はどれも興味深いです。特に“ヘッジ”という作品はとても素晴らしく一見の価値があると思いました。

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2010年01月17日

板倉工法

P1020463.JPG医・食・住の健康空間をテーマに昔から地道に活動をされてい
るアンビエックスと素材工房による板倉工法の住宅を見学させていただきました。
http://www.ambiex.jp/

実際に体感してみると、普通の住宅に比べれば間違いなく空気が違いました。肌触りも温かいスギの構造体を兼ねた板倉の仕上部分が力強く素晴らしかったです。一見一般的な材料に見える素材でも、品質の面で一貫したこだわりが追求されています。


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2010年01月09日

アンコールワット展

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お正月早々に、現在日本橋の三越で開催されているアンコールワット展へ行きました。実際に大学の友人が、10年以上もアンコールワットの遺跡修復に関わっています。
今回はそのご縁もありました。
展示は、音声ガイドと共に想像以上に間近に見ることができます。
カンボジアというと内戦のことなどのイメージが強いのですが、仏像は、ほほえましい感じのものが多くにこやかで親近感のある気がしました。まだ、行ったことがないので、一度現地を訪れてみたいものです‥友人の活動に触れると、いつも自国の文化のことを考えさせられます。
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2009年11月26日

森林見学会

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先日、千葉県君津の方へ森林見学に行ってきました。
参加している非営利団体の一つ、天然住宅の企画です。当日は、県の森林組合の方にガイドをしていただきながら私有林〜国有林まで様々な山の状況を見せていただきました。

見せていただいた部分は、比較的下草がある方でしたが、やはり「山を守っていくのが精一杯‥」それが現実であることを実感しました。昔に比べれば、安い輸入材がたくさん供給され需要や目的も変わってきたことで木材の値段が極端に低くなり、なかなかきちんとした管理ができないのが現状のようです。

山のスギは、ほとんどが「サンブスギ」といわれる品種。
優良な品種である一方で「溝腐病」の問題が深刻で、幹を腐食させて品質や強度が落ちるため、ほとんど商品価値がなくなってしまうとのこと。また間伐が遅れ細長く上にしか伸びていくしかない木々は、強度が弱まり品質が下がるだけでなく倒れやすくなったり、土壌や生態系に大きな影響を及ぼします。

写真は、間伐が遅れている状況の一部です。
もう一つの写真は、樹齢60年程の森林で、比較的きちんと管理された部分です。一転して、とても気持ちのいい神々しい風景でした。



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