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以前より倉本聰さんの手がける舞台はとても気になっていたのですが、
実際に見に行くのは今回が初めてでした。
明らかに環境問題や東日本大震災を踏まえた内容になっていて
とても感慨深い強いメッセージが込められていて素晴らしかったです。
マロースとはロシアの方で冬将軍を意味するようです。
舞台では季節を司る化身でもある謎の遭難者としてマロースは登場します。
「〜人間の想像力***これは素晴らしい。。。
それが少しだけ向きを変えれば、自然は又みなさんにほほえみかける〜」
人間が生み出すどうしようもなく身勝手な過ちを目前にしながらも、
マロースが最後に残した言葉が一番印象に残りました。
また「帰るべき場所」や「故郷」とは…?というものを考えさせられました。
それと、舞台設定を切り替える見事な素早さにとても感心していました。
今回はかみさんを誘ってみたので、どうだったかなぁと内心不安でしたが
それなりに何かを感じとった様子でした。
詳しくは話せなかったのですが、押しつけにもしたくないし、
いろんな見方ができると思うので、各々どう感じたかがとても大事ですよね。
お互いに忙しいのは当然ですが、お互いが気になることに誘ったり共有したりして、
仕事以外の部分での時間を大事にしていきたいものです。