2014年03月21日

 烏山プロジェクト



先週、青木先生が主催していたリファイニングの塾生として関わってきた
烏山プロジェクトの竣工見学に行ってきました。

写真の詳細は公開できないのですが、外観は地味ながらも
間取りや再生内容としては貴重な成果が実現されていてやはり大変勉強になりました。

50年以上前に量産されていた典型的な階段室型の都営住宅を、
新築工事費の7〜8割程度の予算で間取り・構造・設備を今の法律に合わせて
一新させるというプロジェクトでした。

実際にはいろんなパターンが考えられますが、
今回実践された特徴としては、既存階段室の室内化やEVシャフト化を
活用したメゾネット等の多様な住戸タイプと的確な構造補修過程と補強壁の配置に加え、
メンテナンスや更新に配慮した設備壁を新設している点などかもしれません。

既存建物の活用や環境対策の面から考えても、
やはり今後の展開必要性に対しても可能性を秘めていると実感しました。
プロセスは新築以上に複雑で大変だと感じますが、
やはり再生過程にしかできない大きな魅力もあると思います。

posted by Konishi at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事
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