2月は毎週現場へ通いつつも、ほぼ毎日現場と調整事項のやりとりをしています。
改修工事は、調整が多い点ではやはり新築以上に大変ですが、少しずつではありますが着実に前進はしています。
今回の現場は、建材不足や職方の調整不足により、屋根工事が大幅に遅れていますが、
ここ最近は雪や地域特有の強風などにより、現場環境はなかなか厳しく、
現場の職方も仮住まい中の建築主にとっても踏ん張りどころです。
私の方は、こんな状況を活かす意味でも、
建築主とも協力して他の部分の調整対応に時間をかけています。
コンセントスイッチの配置や断熱材範囲や各種仕上材のサンプルを取り寄せたり、
色あい選定など日々確認しています。
さらにこの時期は、工事途中での建築主による追加要望や変更も出てくるもので、なかなか大変です。。。
色合いや備品一つの変更により、建築の場合にはその廻りの全体にも影響が出てしまうことが多いためです。
写真はその一事例で、ある部屋天井のヨシベニヤ仕上の状況ですが、
結果としてOKではありませんでした。
図面で指定した仕様が入っていなかったり、図面ではうまく表現できなかった材料の張り方や
雰囲気が建築主の好みにも合わなかったためです。
先週の現場では、ほぼまる一日がその調整対応で終わってしまうほど議論は白熱しました。
最終的には、問題点を明確にして、なおかつ職方のモチベーションも活かせる
方針に導くことができたと思っています。
最初は遠慮がちに話していた建築主も、本来の希望が引き出せた時はこちらもうれしくなりました。
工事結果やいかに…