友人知人からは、自営の場合はどうやって仕事へ切り替えているの?とよく聞かれます。
決まって答えるのは、現時点では明確な切り替えはないかも…というようなこと。
区切りがないというよりも、共働きのため子どものことや家事手伝いなども含めて
その場で臨機応変に判断していく感じだからです。
もちろんリスクもありますが、それができるのも自営の特権かもしれないと思っています。
会社勤めの人に比べれば、子どもと一緒に食事をしている時間等は間違いなく確保できていると思うし、
時には途中で入る仕事以外の時間こそが、実際に頭の小休止として
仕事への集中を高めている時もあると思います。
しかし、時にはそれが見事に崩れるのですが…(笑)
いづれにしても今しかない貴重な時間に立ち合っているんだと感じています。
そうは言っても最近も、他社の設計協力業務などもあって
締切対応などでどうにも時間が足りなくて、ひたすら図面作成に費やす日々も続いています。
そのため、残念ながら週末に予定していた内田青蔵さんの講演会や
木暮人映画祭 http://www.kogurebitoclub.com/ などイベント参加の断念も多々出てきてしまいます。。。。
そんな時こそ仕事だけの一日にせざるをえなくて、家族の協力も必要です。
そのおかげでなんとかなっているんだと思います。
設計作業自体は苦ではなくて、ひたすら延々とできてしまう部分もある一方で、
過度な設計作業の連続は、私にとっては頭も身体も柔軟性がなくなってしまい、
時折気持ちにも心の余裕というか楽しむ感覚を失わせます。
そんな中でも、ほぼ毎日続けている朝の「トイレ掃除」と「さんぽ」があります。
もしかしたら、それこそ仕事へのリズムを生み出すスイッチと言えるのかもしれません。
同じ繰り返し作業は、自分の体調や家のことや仕事のことなどを整えるだけでなく
不思議といろんな発見や変化に気付かせてくれているように感じています。
そういう意味では、今の私にとっては家のことや趣味や生活の時間も程よくブレンドされた24時間こそ
まさに理想の仕事の時間なのかもしれません!