2011年07月04日

送電線の国有化

仕事や日常の生活に追われていると、
ブログもなかなか更新できずもどかしい気持ちになります。
日常は目的をもって自分で行動し情報を得ることで
実は刺激的な出来事がいろんな場所で起こっているのだと実感できます。

自分の中でも毎日の子供の変化やら春に三重県熊野で出会った風景やJMRAの民家の学校のことや
その他のNPO活動の状況などなど…仕事意外にも伝えたいことは日々盛りだくさんです。
少しずつにはなるかもしれませんが、伝えることも徐々にレベルアップしていきたいと思っています。しかし普通の人にとっては、まずは現実の正確な情報を知ることが大事であって
それは簡単なようで意外と難しいのが現実です。
今回は、電力会社の仕組みについて田中優のメルマガからの抜粋をご紹介します。

ちなみに自分は、本来国有化がいいかどうかは正直よくわかりません。
しかし、国が東電を支援せざるを得ない現状では、支援するかわりに一時的にまずは
国が送電線を担保に取り上げてみんなで使えるような方向へ進むのが望ましいと思っています。
また電気事業法や電気料金の仕組みを考え直す上でも、私たちにとって重大なできっかけであり、
一つの大きな分岐点なんだと思います。





□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□


シュールリアリズム
http://tanakayu.blogspot.com/2011/06/blog-post_8051.html

 友人の住んでいる町で、静かに東日本大震災の被災者受入れを行
っていた。その被災者の中に、さらにひっそりと福島原発震災被災
者が暮らしている。何ひとつ悪いことをしていないのに、突然自分
の町に住めなくなった。これまで長年手入れしてきた農地は汚染さ
れ、二度と耕すこともない。懐かしい風景は無理やり思い出にされ
てしまった。親しい友人・知人たちとも離れ離れになり、気心の知
れた仲間と話すこともない。
 
 知らない土地に来て収入もなく、自動車も処分しなければならな
かった。梅雨の合間の暑さに耐えかねて、歩いて市役所に行った。
扇風機が欲しかったからだ。しかし市役所の用意した支援メニュー
の中に扇風機はなかった。だから再び長い距離を何も得られずに歩
いて帰るしかなかった。子どもと向き合うだけの毎日はつらい。誰
か大人と話したい。彼女は何ひとつ悪いことをしたわけではないの
にそんな暮らしを強いられている。

 一方、加害者である東京電力の清水社長は指揮能力すらないまま
退職する。推定5億円の退職金を得る。退職金や企業年金の減額の
可能性も、「老後の生活に直結する」からと否定した。枝野官房長
官は「東電の置かれている社会的状況をあまり理解されていないと
改めて感じた」そうだ。

 電力会社の適正報酬の仕組みでは、この退職金もまた人件費の一
部として、3%上乗せされて人々の電気料金から徴収される。清水
社長は経済産業相に窮状を訴える要望書を提出することだけは忘れ
なかった。コスト上昇約7千億円、値上げ率は16%、さらに賠償
額の一部負担でさらに4%の値上げする。電気事業法の規定に基づ
くと、「適正なコスト」と認めざるを得ないそうだ。私たち家庭の
電気料金は20%も値上げされる予定だ。

 扇風機ひとつ手に入れられない被害者と、5億円を老後の生活に
蓄える加害者。加害企業の職員にはボーナスが出るのに、被害者は
ろくに賠償すら得られない。しかも被曝の不安に怯えながら。これ
が2011年6月の現実だ。



□◆ 送電線の国有化を願う!1000万人の短冊署名 □


署名締め切りは7月4日!7月7日に提出
http://maketheheaven.com/japandream/

▽田中優は、世話人のひとりです。

未来バンク事業組合理事長、非営利組織「ap bank」監事
田中優
http://maketheheaven.com/japandream/?page_id=21

電力帝国から自由なアクセスへ

 道路や河川、海などに、人々は自由にアクセスできる。私有物
にされたら、人々は自由に動くことができなくなる。
 送電線も同じだ。電力会社の私有物になっているから不公平な
購入価格が正当化され、人々の生みだす自然エネルギーは著しく
不利な購入価格にされている。
 電話線へのアクセスが自由化されることで通話料金が著しく安
くなったように、送電線もまたアクセス自由になるべきだ。
 私有化は権力を生みだし、シビリアンコントロールが効かずに
原子力発電所の事故をも生みだしていた。事故隠しや地震による
柏崎刈羽原発の破壊など、すでに起きていたのに。
 私たちは二度とこのような事態を生まないために、送電線のコ
モンズ化を求める。
 公共財として自由にアクセスが許されるものにするのだ。私た
ちの未来を、私たちのものにして取り戻すために。

posted by Konishi at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/46510866
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック